2014/11/17

ぶどうのなみだ / 天才スピヴェット


ここ2週間、週末に1本ずつ映画を観ました。
どちらも来年の1月に閉館してしまうという、109シネマズMM横浜にて。







学校帰りに一人で観た「ぶどうのなみだ」。

同じスタッフ陣によって作られた「しあわせのパン」が好きだったから、気になってた作品。

正直、一人で観てよかった。なんか、前作のほうが好きだったなー。

洋ちゃんがずっと険しい顔をしている役だったのが悲しい(笑)

「しあわせのパン」と同じく、温かい空気感と、北海道の自然を感じられる作品。






お姉ちゃんと公開2日目に観た「天才スピヴェット」。

「ぶどうのなみだ」のときに流れた予告編で興味を持っていたら、

ちょうどお姉ちゃんに観ようと誘われたから、早速二人で観てきた。

あんなに泣かされるとは思わなかった。

たぶん、家族ものに異常に弱いんだと思う、私。

冒頭からふとしたシーンの数々にぐっときて仕方なかった。

3Dで観ることが前提とされたような綺麗で立体感のある映像。

ウェス・アンダーソン監督の作品と同じような世界観。(つまり、大好きな雰囲気!!!)

個人的には、今週末に自分でやろうとしているヒッチハイクのシーンが高まった。

やっぱり、いいな、ヒッチハイク。絶対やろう。

すべてのシーン、キャラクターが愛おしくて仕方ない。そんな作品だった。





最近観たこの二つの映画に、思わぬ共通点。

どちらも、ある人物が、自分の名前にコンプレックスを持っていて、

親は自分にどうしてこんな名前を付けたんだろう?と思い続けてきた。

そしてそれを、ある第三者に打ち明けると、

その人は、自分だからこそ語れる、その名前に因んだエピソードを話してみせる。

名前に悩んできた彼・彼女は、そのエピソードにとても慰められた(ように見える)。

そして物語が展開するにつれ、名付け親本人から、

その名を付けた真の意味を聞く場面もあって…。





たまたま1週間空けて観た2本の映画に、こんな共通点があって、びっくりした。

スピヴェット観てるときに、ハッとしちゃった。

私は自分の名前、大好きだけど、親が付けてくれるこの数文字の言葉って、

本当に本当に大事なんだなーって、思いました。


それにしても、スピヴェットは数日浸れるなー。今年の暫定1位決定!